キタエグリバ
暮らしとの関わり
 石黒では普通に見られる。キンイロエグリバと似ている。
 上の写真は両翅を半開きにした状態であろう。
 エグリバの仲間の翅は独特の色と形をしているが、枯れ葉の擬態ともいえよう。
 キンイロエグリバとの区別がよくわからない。前翅の後部の湾曲部分にキンイロエグリバのほうは粗い不規則な丸い鋸歯が見られる。そのれに比べキタエグリバにはそれが見られないように思われるがどうであろうか。また、前羽の後方外側先端から発している筋がキタエグリバの方は凸状のように見える。詳しい方の指導を仰ぎたい。

撮影日2010.9.14 下石黒

解 説
ヤガ科
 北海道から九州に分布。
 成虫出現期は6〜10月。
 幼虫の体長40mm、食草はムラサキケマン、ケマン、アキカラマツなど。
越冬態は不明。