ムラサキケマン
暮らしとの関わり
 春、雪の消えた道端や草藪に生えて花をつけているのをよく見かける。花の似ている可憐なエゾエンゴサクとは異なり、大形で沢山の花が重なるように咲いた様は豪華に見える。  草姿も柔らかな感じの中に繊細さと気品が感じられる草である。
 有毒であるといわれるがウスバシロチョウの幼虫の食草であるという。
 茎は軟弱のため引き抜こうとすると簡単に茎が根茎から離れる。

写真2007.5.2上石黒(人家屋敷内) 右上写真2009.4.28寄合


         
草藪の花期のムラサキケマン

写真2009.4.28 下石黒

写真2007.5.12 寄合

      種子に付着するアリの好む成分

写真2011 .5.16 寄合

        果実期のムラサキケマン

写真2009.5.28 寄合


           稜のある茎

写真2007.5.12 寄合

          秋に生える若芽

写真2011.12.15曾地
解 説
ケシ科
 日本全国各地の道端や畑の脇などにに普通に見られる二年草で秋に生える(左下写真)。有毒植物。
 地下茎は小型で多肉で地表近くに横たわる(下写真)
 茎は軟弱で直立しがあり(左下写真)、高さ20〜50cm。
 葉は互生し長い柄をもち根生と茎につくものとの両方がある。
 花期は4〜5月で茎の先端に長さ10mmほどの赤紫の花を多数つける。花は横向きに咲き唇形で〔きょ〕がある。〔写真右上〕 
 果実は熟すとホウセンカのように種を飛び散らす。
 種子にはアリの好む成分がありアリにより散布される。
 名前の由来は、紫色のケマンソウ(花のつきかたがことなるが・・)の意味。ケマンは仏具(下写真)



  ムラサキケマンの果実

写真2009.5.8 寄合

        種子

写真2011 .5.16 寄合

    透明感のある茎

写真2007.5.12 寄合

     多肉な根茎

写真2007.5.12 寄合

   幼苗の全体の様子

写真2011.12.15曾地

     仏具ケマン

コピー画像