アオスジアオリンガ
暮らしとの関わり
 石黒では時々見られる。個体数は少ない方である。鮮やかな若草色のはねが美しく目立つ蛾である。
 夜行性で灯火に集まり、朝、窓の近くにとまっているのを見かけたことが、子供の頃の記憶にもある。
 マユは食樹の葉の裏につくると言われるが未だ見たことはない。黄色ないし紫褐色のボート状のマユだとのこと。幼虫も見たことはない。今年は是非探してみたい。

(撮影日2007.8.2 上石黒)



解 説
コブガ科
 北海道から九州の平地から山地にかけて広く分布。
 開帳34〜39o。成虫は5〜67〜9月に出現。
 春型のオスははねが朱紅色を帯びる。夏型は春型よりははね幅が広い。
 幼虫の食樹はブナコナラミズナラシラカンバ、クヌギ等。