キリの一年 成長の様子 
冬の キリの木 
成熟したツボミの状態で冬を越す。
なお冬期にも若干の果実が残っていて 種子散布を続けているようだ。
  4〜5月ら葉が芽吹く 
   5月下旬から6月上旬にかけて開花する。
左写真から褐色の毛でおおわれた部分はガクである事が分かる。
 花期のキリの木
   開花期間は短く、散り落ちるとすでに幼果らしきものがみられる。
  幼果の成長期には果実の表面に粘着力がある。
この頃から来年の花枝が見られる。 
 
                   夏の頃の様子  2020.8.10
  この頃に来年開花するツボミができ始める
   果実が成熟するころには来年のツボミもかなり成長している。  
   晩秋の頃には果実も成熟しツボミもほぼ成熟している。この時点でも昨年の果実がしばしば見られる。
        晩秋のキリの木(種子散布の始まる頃)
 
 
 
 
翼のある種子。

種子の散布は11月頃から始まる。二つに割れた果実の上方から徐々に散布し冬期にも若干の種子が残っていて散布が行なわれる。 
散布期を迎えた種子と成熟した来年の花のツボミ