ミヤマガラス(同定中)
暮らしとの関わり
 ハシボソカラスハシブトカラスは、子供の頃から最も身近に棲む野鳥であったが、「ミヤマカラス」という名前を知ったのは、つい最近のことである。
 もともと、日本では冬鳥として九州に飛来するといわれていたが、柏崎市とその周辺でも目撃されていることを、野鳥の研究者から聞いて驚くとともに興味を持った。
 とくに、秋から冬にかけて農耕地で群れをつくっているカラスはミヤマカラスの可能性が高いとのことで、今までに撮った写真をもとに調べてみた。その中に今冬(2015)の2月5日に藤井地内の水田に群れている写真があった。
 50mほど離れていたことからピントが甘くはっきりと確認できないが、嘴の基部が白いようにも見える。まだ、同定中ではあるがページを作成して見た。
 今後、今までの写真を確認するとともに、野外撮影時の課題の一つにして行きたい。

写真 2015.2.5 下藤井

※参考資料→ビデオ−ミヤマガラス

            群れている様子

写真2019.12.30 柏崎市街地周辺  長谷川

解 説
カラス科
 日本では、越冬のために飛来する冬鳥。かつては飛来する場所は九州に限られていたが、現在ではほぼ全国に渡る。
 全長47p、翼開帳90p。全身黒くハシボソカラス、ハシブトカラスと見分けがつかない。嘴は細く成鳥では嘴の基部が白色を帯びる。若鳥は嘴の基部の白色は確認しにくく、ハシボソカラスと酷似するが一回り小さい。
 樹上にコロニーを形成して巣をつくる。
 食性は雑食で、昆虫類、果実や種子等を食べる。
 名前の由来は不明。