トビイロスズメ
暮らしとの関わり
 上の写真は、国道沿いの街灯の下で撮った。ヤママユガなどに比べるとスリムで精悍な感じを受ける大型我である。
 幼虫が大豆を食草とすることから中国では「大豆蛾」と呼ばれ食材として販売されている地方があるという。
 食餌はフジ、クズハギニセアカシアなどマメ科の植物。

(写真2007.8.19上石黒 右上下コピー写真)


解 説
スズメガ科
平地から山地にかけて広く分布する。
 開帳さは90〜120mm。
 前ばねは黄褐色で斑紋がはっきりしない。後ばねは前ばねより黒っぽい。
 幼虫は黄緑色で全体に黄色い小さな粒が散らばっている。尾の角は短く小さい。
 1年に1回発生し、成虫は7〜8月に発生する。よく灯火に集まる。