スジモンヒトリ
暮らしとの関わり
 石黒ではごく普通に見られる。
 幼虫は、子供の頃から見た記憶があるのは、よく目に触れるガであったからであろう。
 今も、ときどき幼虫が車道を道を横断している姿に出会うと「おい、車にひかれるなよ」を声をかけてしまう。
 翅の紋様は筆者の見る限りでは、かなり変化に富むようだ。

(右下写真2007.8.14寄合 右下2006.10.27上石黒)



写真2009.9.9下石黒


写真2007.9.14上石黒


写真2007.9.15寄合

            腹側からの様子

写真2007.9.16上石黒
解 説
ヒトリガ科
 北海道から奄美大島の平地や山地に分布。
 開帳35〜45o。
 成虫出現期4〜9月。体色は白〜クリーム色。はねに黒褐色の筋状の紋がある。
 メスはオスに比べ一般に筋状の黒点が少なく地色の赤味も少ない。
 幼虫体長40〜50o。節から褐色の毛が生えていて中に長くて白い毛が混じっている。(上写真)食餌植物は、クワケヤキサクラなど。
 名前の由来は灯心の火にぶつかって消してしまうことから「火盗り」の名がついた。






写真2007.9.15下石黒

      赤い背
写真2007.9.16上石黒

     脚の様子