スジベニコケガ
暮らしとの関わり
 石黒では普通に見られる。
 翅の紅色は薄いが。ゴマダラスジベニコケガと似ている。しかし翅のV字線が太く角度も狭いように見える。
 また、はねの3本の点線の中線がゴマダラスジベニコケガはほとんど一直線だが、スジベニコケガは真ん中で曲がっている。(右下写真)

写真2007.8.14上石黒


         やや翅の色の濃い個体
写真2007.9.17寄合


解 説
ヒトリガ科
 北海道から九州まで分布。平地から低山地、草原、林縁
 開帳32〜40o。成虫出現期5〜9月。夏の個体はやや小型。オスの方が赤色かがる。背中のV字線が特徴。
 幼虫食草コケ類。
 個体変異が激しい。
 名前の由来は地衣類を食べることによるものと想われる。



     腹部・横面から
写真2007.9.17下石黒