オビガ
暮らしとの関わり
 石黒には普通に見られる。よく、灯火に飛来する。ヤママユの成虫を小型にしたような蛾である。翅はふさふさと毛におおわれて厚ぼったい。
 日本に生息するオビガ科の唯一の蛾であるといわれる。

(写撮影日2011.8.30 )


       大人の手と比較した大きさ

撮影日2011.8.30 下石黒

             頭部拡大

撮影日2011.8.30 下石黒

解 説
オビガ科
 北海道から屋久島まで分布。1科1種の蛾。
 翅には丸みがあり、開帳49〜59o。雌がやや大きい。
 成虫は6〜9月に見られる。翅の表裏ともに濃褐色の直線が横に見られる。
 触覚は雌雄ともに櫛歯でやや長い。
 幼虫は非常に長い毛におおわれ食草は、スイカズラ、ウツギ等。



     毛におおわれた体

撮影日2011.8.30 下石黒