覚    (石黒資料館所蔵)   用語の手引
   














御用金


庄屋所


安政6年


与頭


百合→コオニユリであろう


御差しつき→差し引くことの意味であろう。


本村
      覚
 一 弐貫七百六拾七文  出分
        両替え六五六
 右は当未十月御用金書面の
 通り来る七日迄に相納め成さるべく候以上
   安政六年
   十月一日     庄屋所
  居谷
  与頭 惣右衛門殿

 別紙お願い申し上げ奉り候 百合代二貫分
 御世話ながら相頼み申し上げ奉り候代
 金の儀は御用金の内にて御差し
 つき下さるべく候
            本村
  居谷村      矢代惣左衛門
    宗右衛門様
   
読み下し文・言葉の手引文責 大橋寿一郎