巡見、遵行-じゅんけん、じゅんこう→江戸時代、幕領、私領を巡視してその政情、民情を調べること。 御伝馬-ごてんま→幕府の公用をこなすために宿駅で馬を乗り継ぐ、その馬のことをいう。 助郷→宿場に常備する人馬が不足した時に近郷の村々に人馬を負担させる制度。助郷問屋は宿場に置かれた助郷の責任者。 定大助-じょうおおすけ→定助郷・大助郷の意味であろう。助郷は村高100石につき2人・2疋の人馬役負担とし、定助(じょうすけ)と大助(おおすけ)があった。 定助の村で不足の時に大助の村が人馬を出す決まりであった。 |
加助役-かすけやく→交通量の増大に伴い新たに追加された助郷 人馬割り-じんばわり→宿駅で所要の人馬の提供を助郷に割りあてること。 馬指し→街道宿舎で問屋に属し馬や人足を指図した下役人 宰領中-さいりょうちゅう→指揮監督する人々。宰領中の「中」は関係する人々全員の意味 |