(BACK NUNBER 2006.1~2007.6)
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       稲刈り始まる  2007.9.12
 
 石黒でも稲刈りが始まった。今年は夏の天候に恵まれ作柄はよく、秋の台風の被害もなく順調に収穫を迎えている。下の写真は9月12日に落合集落入り口で撮った。(落合 耕作者大橋幸夫さん)
居谷への道道沿い(芝休み)の休耕田にはソバが一面に白い花を咲かせていた。(下写真)

 



     秋の祭礼行われる   2007.8.27
 
 8月27日に上石黒、下石黒の秋の祭礼が行われた。どこの集落も高齢化にともない祭りの準備運営が年々過重の負担となっている。当日は朝の5時から6時半まで準備作業、9時から神主を迎えて祭礼、夕方より後片付け作業(下石黒)と村中総出であたる。昭和の頃は、宵宮から3日間にわたるの祭礼を青年団の運営で夜は盛大に行なってきたが、現在では戸数が3軒、5軒、という集落もあり神社の管理さえ難しいというのが実態である。
 しかし、今のところは各集落が、なんとか年一度の祭礼は執り行っている。(下の写真は上石黒の祭礼の様子)
 石黒でも稲穂が垂れ下がりいよいよ収穫の時季となりました。皆様もどうぞご健康に留意され元気でお過ごしください。








  中越沖地震、柏崎地域甚大な被害  
2007.7.17
 昨日10時過ぎに発生した中越地震は、柏崎地域に特に甚大な被害を及ぼした。実に柏崎市の全壊家屋300軒を超え、死者9人に及びその震度の規模の大きさを物語っている。幸い、石黑では死傷者はなかったが、市では2年余り前の中越地震以上の被害が発生している。
 ちなみに筆者は、石黑は電話回線で本ホームページの更新作業が不可能のため柏崎の車庫の2階でパソコンに向かっている時に地震が発生した。住宅改築のため家財道具を詰め込んだ2階でタンスやスチール棚がすべて倒れ脱出困難となりようやくにして自力で外に出ることができた。その揺れの大きさ並ではなかった。
 皆様方、また親類縁者、知人の方で被害に遭われた方もあることと思いますが心よりお見舞い申し上げます。



     地区運動会行われる  20070604
 爽やかな快晴に恵まれた6月3日、石黒地区運動会が元小中学校グラウンドで行われた。当日はクリーンデー(柏崎市全町内)で朝から道路沿いの除草などをして、午後から運動会が行われた。
 
 種目はゲートボールリレーやジャンケンリレーなど楽しい競技が次々と行われ7集落の人々の賑やかな歓声があがった。最後は全員での盆踊りションガイナてせ締めくくった。皆様も、どうぞお元気で。
 
 
 



         田植えも終わる  2007.5.31 

 明日からは6月、石黒では田植えもあらかた終わったようだ。これからは一日一日稲田が緑を増すだろう。今春は残雪が少なく水不足が心配されたがちょうどよい降雨があり植え付けまでは順調であった。このまま秋の収穫まで行ってほしいものだ。
 今日、下石黒地内の滝の淵の水田で南部生産組合の方々が小雨の中、補植作業をされていた。これが政府が目指すこれからの農業の姿のように思われた。皆様、どうぞお元気にてお過ごしください。
※2009年に農事組合法人石黒を結成




     ツバメのマンション 2007.5.22

 数年前から大野集落大橋良男さん宅の家の一部屋に、たくさんのツバメが巣を作っています。今年も20つがいほどのツバメが所狭しと巣を作り、今、雛が次々と孵っているところです。良男さんご夫妻は糞で床が汚れるため床に新聞紙を敷きつめて数日おきに取り替えています。
 昔は、どこの家にもツバメが来て営巣したものですが、近頃は著しい過疎化によりツバメの数もめっきり減りました。ツバメも受難の時代でありますが、良男さんご夫妻の温かい思いやりによって大野集落では昔のように多くのツバメの姿が見られます。時には玄関が汚れるなどの理由でツバメの営巣を嫌う人もいる今の時代になかなかできないことではないでしょうか。


               田植え始まる 2007.5.12
 雨が上がりの若葉が目にしみるような風景の中で、今、どこの集落でも田植えが行われている。土曜日とあって田の畦に孫たちの元気な姿も見られる。例年にない小雪のため用水の不足も心配されたが適度の降雨もあり今のところ心配はないようだ。
皆様もどうぞお元気でお過ごしください。



写真上 下石黒大橋和平さん夫妻、下、大橋清志さん


          春の道普請行われる  2007.4.30

 このところ、どこの集落でも、春の道普請が行われている。かつては大勢で行った道普請も、近年、戸数の激減と村人の高齢化により大変な仕事になっている。例年にない少雪の今年は道に倒れた樹木もなく幸いであるが、4、5人で1㎞にもわたる側溝の木の葉を上げて始末をする仕事は並大抵のことではない。今後、一層過疎化と老齢化が進むと「限界集落」という名の通り、このような村の維持管理も困難な事態が予想される。それにしても、村の方々は高齢にもかかわらず元気であることには驚く。だが、いつまでもと言うわけにもゆくまい。
 政府は「美しい日本」の国造りをうたいあげている。この季節の日本のわが国の山村の自然は世界に誇れる美しいものである。しかし、その美しい自然に抱かれた村々の多くは過疎集落であり、この美しい自然も荒廃の一途をたどっている。美しい国造りの重要な要素として、豊かな自然環境とそこでの人々の暮らしは欠くことの出来ないものであろうが、その点が軽んじられてはいないであろうか。
道普請に参加してみて実感したことです。皆様、、どうぞお元気で。お過ごしください。〔写真 下石黒道普請〕



            ブナの若葉ひらく   2007.4.24

 いよいよ、ブナの若葉も開きはじめ、山が緑色を日に日に増してきてました。山菜も今が盛りとなり、休日など市街地からの山菜採りの人たちの姿も多く見受けられます。
 しかし、今年の春景色はいつもとはどこか違います。それは、残雪が少ないことです。下の写真は4月20日に撮影(下石黒集落)したものですが、黒姫に残雪が見られません。冬季は小雪で大変助かったのですが、石黒の春景色としてはどこかもの足らないものを感じます。
 どうぞ、皆様お元気でお過ごしください。
   (下石黒集落 城山中腹より撮影)
         

       苗代ごしらえ始まる
 2007.4.6
 例年なら未だ田には一面の残雪のある頃ですが、今年は山の沢以外は残雪が見られません。今日は晴れで気温も上がり、あちこちで苗代作りをする人の姿が見られました。
 作業をしている方の話では雪が少なかったため土が軟らかすぎて作業をやりにくいとのことでした。写真は寄合地内(矢沢和男さんの苗代)で撮った写真です。

追伸 苗も立派に育ちました(下写真) 2007.5.13撮影



冬将軍Uターン板畑で80㎝の積雪となる 2007.3.8
 一昨日残雪20㎝の板畑は気温も高く、すでに冬将軍は遠く立ち去ったという気候であったが、昨日より降り出した雪は現在で積雪80㎝にとなった。明日は未だ天気図が冬型であるため積雪は1mを超えると予想される。この「石黒便り」のバックナンバーをみると昨年も3月12日~14日にかけて1mの雪が降り、咲き出したマンサクを深く覆ったことが書かれている。まさに、ゆめゆめ自然を侮るべからずである
 皆様のところはいかがでしょうか。新潟は風邪が大流行しております。どうぞ皆様、ご自愛の上お元気でお過ごしください。



           板畑で50㎝の残雪  2007.2.26

 石黒では、残雪が少なく村の中の景観は5月の連休時のようです。昨日、板畑に行ってきましたが元分校校庭の積雪計は50㎝に近づいてます。
 居谷の田辺さんからのお便りによりますと昨年の今頃の積雪は4M前後で除雪に四苦八苦していたとの事です。明後日は3月、このまま春になることは間違いないでしょう。下の写真は昨日撮った大野集落です。


  (大野集落)


         4月のような暖かさが続く
 2007.2.21
 昨日今日と晴天が続き残雪も減って下石黒ではブナ林の中など雪がほとんどなくなりつつあります。昨日、村道で出会ったMさんは、「ほんに、こどしは、えきがちっとで、へえ春みてだえね。きょんなのえまんごろは3Mのええ、あったんだえねえ」と話しておられた。Mさんの足下をみれば、履き物はサンダルでした。春の田植え頃の水不足を心配する人もおられます。

写真 落合三角林から居谷集落を望む 

   板畑でも1mほどの積雪で立春を迎える
2007.2.6
例年であれば最も寒さの厳しい頃でありますが、昨日につづき今日も晴れて気温も13℃と異常に高い陽気です。ガンギの落とし板をはずして座敷に日射しを入れる家もあるほどです。昨日、板畑の嶽の農道脇の崖にはフキノトウが見られました。
〔写真は板畑集落入り口〕




         百数十年ぶりの少雪暖冬
2007.1.30
 新潟気象台によれば、百数十年に一度といわれる暖冬だそうで、石黒では積雪30㎝余で皆驚いております。毎日雪堀に明け暮れた昨年、一昨年がウソのようです。2、3日おきに晴天もあり、うれしいばかりですが、この異常気象が夏の大雨や秋の大風をもたらすのでないかと心配する人もあります。雪の方もまだまだ油断できません。皆様もどうぞお元気でお過ごしください。
〔写真 1月30日 下石黒集落〕



       暖冬で積雪の少ない小正月
2007.1.16
 石黒は、例年になく少ない積雪の中で小正月を迎えました。下石黒で70㎝、板畑で1mほど。
 昨年の今頃の積雪は2mを越え雪堀に明け暮れていたのですが・・・・。今日は、石黒も久方ぶりの晴天で雪山が輝いております

 大寒も間近であり、本格的な寒さはこれからと思われます。どうぞ、皆様もご自愛の上お元気にてお過ごしください。〔写真上石黒入り口〕




               お知らせ   2007.1.9

 「石黒の昔の暮らし」編集会員、関矢政一さん〔享年72才〕が去る6日急逝いたしました。あまりにも急なことで未だ信じがたい気持ちであります。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 編集会としては、今後、HP「石黒の昔の暮らし」の充実に努めることに熱意をもっていた故人の遺志に応えることの決意を新たにしているところであります。
 何卒、皆様の一層なるご協力とご指導を心からお願い申し上げます。


          新年の御挨拶とお願い 2007.1.1.

 みなさま、新年明けましておめでとうございます。昨年中は、HP「石黒の暮らし」を御覧頂き厚くお礼申し上げます。本年も何卒、御指導のほどよろしくお願い申し上げすます。
編集会一同、みなさまの御多幸を心よりお祈り申し上げます。


 HPの制作もなかなか思うようには進まず、皆様のご期待に添えず申し訳なく思っております。今年は1月中に「石黒のキノコ」の昨年撮影分のアップを完了して2月以降は、民具の撮影と古文書の読解に力を入れたいと思います。特に、民具はゴミとして廃棄されるものも多く、是非、石黒在住の皆様のお宅を訪問して写真撮影をさせて頂きたいと思います。
 なお、「石黒の民家」制作のため、既に離村され、かつ石黒に建物がない皆様の中でご自宅の御写真をお持ちの方に、写真をお貸し頂きたく思っております。もし、お貸し頂けましたら下記に郵送下さいますようお願い申し上げす。
 〒945-0041 柏崎市松美1-12-43 大橋寿一郎宛
複写後、たたちにご返送申し上げますのでよろしくお願い申し上げます。

  皆様どうぞ、よいお年をお迎え下さい。2006.12.31
 こちら石黒は、昨日までの降雪で下石黒50㎝、板畑70㎝の積雪となりましたが、今日は、日射しもあり穏やかな大晦日です。明日以降の週間天気予報も曇りまたは雨ということで、ほっとしているところです。どうか、皆様方もおそろいでよい正月をお迎え下さいますようお祈り申し上げます。


       
       寒気ゆるむ  2006.12.8

 3日から4日にかけて降った初雪は上石黒で40㎝に達したが、その後、寒気がゆるみ積雪も20㎝ほどに減った。今日は、早春のような暖かさで石黒は下の写真のように霧が立ちこめて春先のような景色である。このまま下旬まで続くと雪はなくなるかも知れないと村人は期待している。
 みなさまのお住まいのところはいかがでしょうか。どうぞ、お元気でお過ごし下さい。

〔写真2006.12.8 嶺坂より石黒集落を望む〕


      いよいよ、雪が村に下りる 2006.12.3

 今週はじめから冬型の気圧配置となり、一昨日夜半から昨日明け方まで雷が鳴り続ける大荒れの天気となった。昨日は一時青空がのぞいたが夕方から霙となり夜には雪に変わった。
 今朝の積雪は下石黒で20㎝、板畑で30㎝で除雪車も出動した。現在も激しい降雪が続いてるので夕方までの降雪は30㎝を越えると予想される。
 いよいよ、石黒は雪の時期を迎えました。皆様のところでも寒さが厳しくなることと存じます。
 どうぞ、ご健康に留意してお元気にてお過ごし下さい。


   黒姫山に冠雪が見られたが・・・2006.11.21
 先月の30日にうっすらと雪化粧した黒姫山が見られ、早い初雪と驚いた。例年、黒姫山の初冠雪は11月中旬であるからだ。今年は冬の寒さが早くやって来るものと覚悟したが、その後、気温の高い日が続いている。
11月21日の今日は日射しも戻り、道端でキチョウ〔成虫で越冬〕も飛んでいる。山の紅葉も未だ残っている。しかし、初冬の気候は急変するので油断はできない。
どうぞ、皆様もご健康に留意されて元気でお過ごし下さい。

〔写真 下石黒集落入り口 11.21〕


    例年にない暖かい秋の石黒  2006.11.9
 立冬の7日は低気圧が発達し霰混じりの暴風雨が吹き荒れた。瞬間風速36.6mという台風並の強風であった。しかし、翌日は再び暖かい秋晴れとなり今日〔9日〕も晴天である。今年の秋は例年にない晴れの日が続いた。紅葉も一昨日の嵐で葉を落としたものの未だ美しい。 
 昨日撮りました石黒集落の秋を紹介します。寒い冬の到来、皆様ご自愛下さい。

上石黒〔国道353から〕


落合集落

居谷集落〔※右のフォトニュース「遅い春到来」と同位置から〕


     石黒にクマ現れる 2006.10.19

 昨夜〔10.19〕8時半頃、下石黒地内でクマを見かけたとの通報があった。クマは黒色で1m30㎝ほどであったという。高柳町では猟友会の人が中心となって川沿いを調査した結果、上石黒地内の克雪センター付近の川辺でクマの足跡を発見したという。クマは川沿いに黒姫山方面に移動したものと想われるので、キノコ取りなどで山には入る人には十分に警戒するよう市内放送で伝えられた。〔写真克雪センター〕


   恒例の高柳駅伝、上石黒スタート 2006.9.24
 第21回高柳町縦断駅伝大会が24日の秋晴れのもと行われた。柏崎市内から過去最多の17チームが参加し、上石黒集会場前のスタートした。コースの道路沿いには村人が総出で選手に声援を送った。
 コースは上石黒→門出→岡野町→5中グランウド間の7区間の18.8㎞で、砂塚篤史他6人の「しおかぜRCチーム」が優勝した。〔写真 下石黒地内〕



    石黒地区、稲刈り最盛期を迎える2006.9.21
 9月下旬に入り稲刈りが最盛期を迎えている。中旬は,酒米「五百万石」などが刈られたが、いよいよコシヒカリの刈り取りが始まった。
昨日、9月21日は、さわやかな秋晴れのもと、あちこちでコンバインの音が響き渡った。 〔写真 上石黒もとやしき地内 中村昭雄さん〕



  上石黒、下石黒の秋祭り行われる 2006.8.29
 去る8月27日、黒姫神社の祭礼が上石黒、下石黒集落で行われた。例年のように、岡野町の矢代神主を招き、村人全員が神社に集まり無病息災のお祓いと五穀豊穣の祈願をしてもらった。〔両集落が時間を調整して行う〕 かつては、上石黒は9月1日、下石黒集落は9月15日に行われていたが、昭和40年代から農繁期を避けて両集落が昔の「おばな祭り」の8月27日を祭礼日として今日に至っている。〔写真・下石黒神社〕



    盛大だった石黒地区盆踊り大会 2006.8.15
 8月15日夜、もと石黒小中学校体育館で恒例の盆踊り大会が開かれた。お盆の帰省客も参加し総勢120名ほどの参加者でにぎわった。踊りは、「しょんがいや」で、音頭とりは、大橋良栄さん。大会は8時から始まり、途中で休憩をはさみ10時頃に仕舞い太鼓が鳴った。帰省客の中には、当日、じょんのび村で同級会を行っていた飛び入り組もあり、例年になくにぎやかな盆踊りとなった。同級会に来て参加した一人は「おかげで、忘れられない楽しい同級会となった」と話しておられた。



  ブログ「石黒の動植物編集室から」を開設しました
 世の中、ブログの大流行で小学生までブログを作る時代がやってきました。ブログは単なる日記風書き込みページからインターネットによる買い物店〔アマゾン・楽天市場など〕、そして編集可能百科事典〔ウェキペディア〕まで様々です。
 ブログはHPと異なり見る側の書き込みも可能なところが新しいWEVの世界〔Wev2.0〕といえるでしょう。石黒の昔の暮らし編集会も、新しい時代の波に乗り遅れまいと「石黒の動植物編集室から」というブログを開設しました。このブログによって、動植物の名前など皆様にご指導を頂いたり、HP「石黒の昔の暮らし」についてのご意見ご感想を頂きたいと思っております。
 ブログはインターネットのヤフー検索ページ〔Yahoo! JAPAN〕の検索項目の書き込み窓の下の「集まる」の中の「ブログ」をクリックして、開かれたページの検索項目に「石黒の動植物」と入れてクリックしてください。〔また、HP石黒の昔の暮らしの表紙の項目からもリンクできます〕。ただし書き込みの場合はYahoo! JAPAN IDを請求するので予め登録して頂ければ幸いです〔登録は「Yahoo! JAPAN」のページから簡単にできます〕。皆様のお便りをお待ちしています。2006.8.11


   お手紙本当にありがとうございました 2006.7.29
 本日、石黒出身の方からお手紙を頂戴しました。本当に有り難いお手紙で編集会一同心から感激しております。動植物、民具写真等の写真撮影と整理、古文書の読解、その上、年寄りにはホームページのメンテナンスにも手間がかかり、いささかバテ気味の今日この頃、このようなお手紙を頂戴すると俄然元気とやる気がでるから不思議です。本当にありがとうございました。
 このように喜んで見ていただいている方がおいでなのですから、私たち在住者一同協力して、石黒のすべてを映像と文章で後世に残すという終わりなき仕事に自信を持って挑戦していきたいと決意を新たにしております。本当にありがとうございました。ご多幸をお祈り申し上げます。
クリック→お手紙


  大野原の農道の改良工事にともなう用地測量始まる
 大野入口から下石黒に通じる市道下原線の改良工事の地権者立会いの測量が7月27日に行われた。工事区間は大野入口から150メートルほど。場所は親子地蔵付近で本道では地盤が最も軟弱で被害の多い場所だ。本工事では道幅を現在の3mを4mに拡幅して側溝、ガードレールを整備するという。


   第9回日本自費出版地域部門賞受賞 2006.7.12
 去る、7月15日、第9回日本自費出版文化賞授賞式が東京市ケ谷で開催され、「石黒村の昔の暮らし」が地域文化部門賞に選ばれ賞状をいただいて参りました。受賞はひとえに皆様のご協力のお陰です。賞状は石黒地区資料館に冊子とともに展示してあります。ついでの節にご覧ください。
 ※ 「石黒の昔の暮らし」は地域文化部門103点の応募作品の中から一点選ばれました。



 

 


   

    いつも変わりなくお元気な玉枝先生近況
 
2006.7.4
 石黒出身の皆様、お元気ですか。
 石黒校に26年にもわたり勤められ、親子が受け持たれた者も多い玉枝先生のお元気な様子をお伝えします。たまたま、この日は、先生が亭主となり、石黒の深緑の中で、ささやかな茶会が開かれました。一期一会の心で、今をかみしめ出会いに感謝して充実した時をすごしました。
 一期一会 「抑、茶湯の交会は、一期一会といひて、たとへハ幾度おなじ主客交会するとも、今日の会にふたゝひかへらさる事を思へハ、実に我一世一度の会也」井伊直弼『茶湯一会集』の序


  「石黒の昔の暮らし」第9回日本自費出版文化賞受賞



〔朝日新聞2006.6.2〕
 これも、特別協力委員をはじめ在住の皆様のご協力のお陰であります。この受賞を励みに編集委員会では、HP「石黒の昔のくらし」の一層の充実をはかって行くつもりであります。今後とも皆様の御指導をよろしくお願い申上げます。

※励ましのお手紙₋柳橋孝様より


  
田ごしらえ、田植えの仕事進む 2006.5.24
 石黒で今が田ごしらえと田植えの最中です。昔の田打ち、田かき、田植えとは異なり始まると、二週間ほどですっかり終わってしまいます。
 今年の5月は晴天の日が少なく、気温も不順で作柄が今から心配されています。農家の高齢化も進み平均年齢が70歳を超えているものと思われます。田んぼまで杖をついて歩いて行き、畔に杖を立てて置き、田の中で作業をされている姿も見かけます。それにしても石黒在住の皆さんは歳をとられても達者な方が多いのに驚きます。



   
今、石黒のブナの新緑が一番美しい 2006.5.4
 連休の後半となり、ブナの新緑に包まれた石黒もようやく田畑の残雪がめっきり少なくなりました。村は休みを利用した帰省者を迎え、子どもたちの元気な声も聞こえ、しばし活気を取り戻したようです。帰省した孫の成長を願う鯉のぼりも残雪の中に見られました。
 柏崎市街地などからの山菜採りも多くみられ山もにぎわいました。また、今年は、鳥害が例年になく少なくソメイヨシノの花も見事に咲きました。続いて、山桜の時期となります。苗代の苗も3センチほどに伸び、このぶんだと田植えも大きな遅れはないでしょう。



       遅い春ようやく来る  2006.4.28
 4月20日に雪がふるなど今年の春は少し異常気象という感じもしましたがその後、暖かい春らしい
天気が続き残雪も目に見えて減ってきています。
昨日、上石黒の嶺坂に上りブナ林の残雪の上を歩いて落合集落まで下りました。カタクリ、ショウジョウバカマ、スミレ、などが花を開いていました。
 しかし、下石黒で平地の残雪は1m以上あり、畑の雪がすっかり消えるのは連休明けでしょう
とはいえ、苗代等の除雪は早々と行われ、既に苗箱は苗代に移されています。
        

    4月21日の柏崎日報から 2006.4.23
 
思いもかけない春の雪に驚いています。柏崎日報には下のような記事が見られました。



  開花したマンサクを1mの新雪が覆う2006.3.15
 先に、マンサクの開花についてお知らせしましたが、12日の夜から降り出した雪が14日の夜まで続き、また大雪注意報が発令される降雪となりました。下石黒では1mの降雪でした。大分減った積雪が再び3mを超えてしまいしまた。しかし、15日は快晴で週間予報では雪ダルマはありません。今度こそ春に向けてまっしぐらに突き進んでほしいものです。


  残雪3メートル、マンサクの花ほころぶ2006.3.5
 3月に入り、雪もようやく降りとまり、春の兆しが感じられるようになりました。今日、3月5日〔日〕下石黒では2m80cmの残雪です。集落内のタキノフチの山の上では早くもネズミザクラ〔マンサク〕がほころび始めています。
 昨年に比べ2月からの降雪が少なかったために同時期の残雪量は若干少ないとのことです。


     
雪堀り奮闘記 Tさんの手紙から 2006.1.20
 「・・・・・・・土蔵の雪堀もすでに7回しました。毎日毎日雪堀で、もう体も限界という状況です。幸い先日本当に久しぶりに晴天となり日光の有り難さを感じました。冬の青空は本当に心も体も洗って清らかにしてくれる様な気がします。屋根の上で雪堀をしながらお日様を拝みました。涙が出ました。そして、俺たちにはお天道様がついていて下さるのだとをしみじみ感じました。78歳になった今初めてこんな気持ちになりました。・・・・」
                         


     
積雪3メートルの中で正月を迎える 2006.1.1

 明けましておめでとうございます。皆様お元気で佳きお正月をお迎えのことと存じます。こちら石黒は12月初めから降雪が続き豪雪の中で正月を迎えました。今日元旦の積雪は下石黒で290㎝、板畑では330㎝です。年末までの積雪では二十数年ぶりのここと想われます。在住の方々は皆高齢になられ除雪には大変苦労されておられます。一昨年の中越地震以来、豪雪、豪雨、再度の地震、そして昨年暮れからの豪雪に、自然の営みにどこか狂いが生じているのかと疑いたくなるほどです。願わくば、1、2月の天候が穏やかであって欲しいと祈るばかりです。
 さて、昨年は石黒だよりの発信がおろそかになり申し訳なく思っております。実は昨年は「石黒の動植物」の写真撮影(撮影枚数2万6千枚を越えました)に忙殺され手が回らなかったというのが実情です。今年は、皆様へ石黒の様子を出来るだけ多く発信したいと思います。何卒よろしく御願い申上げます。


  冊子「石黒の昔の暮らし」新潟出版文化賞優秀賞を受賞
 なお、昨年12月に冊子「石黒の昔の暮らし」が、新潟出版文化賞の優秀賞を受賞しました。教育委員会の勧めで応募したのですが、出版の趣旨からも受賞など想いもよらないことで驚いております。
 しかし、編集には石黒在住の方は言うまでもなく皆さんからも格段のご協力ご指導をいただいて編集したものでありますので誠に喜ばしいこと思います。賞状と楯〔左写真〕は石黒の資料館に冊子と共に展示しておきますので御来館の折りにご覧下さい。

 現在、制作中のホームページ「石黒の昔の暮らし」は、あと数年かかるかと思いますが、全国に発信できるだけ内容にしたいと思っております。なお、ホームページのアドレスは www.geocities.jp/kounitです。何卒、ご覧いただきご指導とご協力をお願い申上げます。


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