新潟県民歌
   世紀明け行く西北の
   山河新たに旭(ひ)は映えて
   県民二百五十万
   希望に燃えてこぞり立つ
   ここぞ民主の新潟県

   五穀の宝庫土肥えて
   尽きぬ越後の野の幸に
   文化産業絢爛と
   花咲き薫るこの繁華
   興(おこ)せ自由の新潟県

   日本海の若潮に
   弥彦妙高佐渡晴れて
   世界を結ぶ観光の
   絵巻綾なす我が郷土
   拓(ひら)け詩の国新潟県

   越佐の天地玲籠(れいろう)と
   今ぞ平和の鐘はなる
   ああ新しき憲法の
   清き理想の炬(ひ)と翳(かざ)し
   築け栄光(はえ)ある新潟県

 1948.2.28日発表 作詞 高下玉衛・作曲 明本京静

※筆者が小学生4年生の時に発表され、学校で音楽の時間に教わった。数人が連れ立っての下校途中など、みんなでよく歌ったことを憶えている。(2016.3.9)