らん科の花の一般的な特徴
   
ラン科植物の花は、左右対称になる。とくに、内花被片の一枚が変わった形になっていて、他の花びらとは異なっており、これを唇弁(しんべん)と呼ぶ。
他の内花被片二枚は同形で
側花弁と言う。
外花被片も唇弁の後ろ側のもの(背がく片)と左右2枚は違った形をしている。後ろ側のものを
背がく片、左右のもの側がく片という。

雄しべと雌しべは完全に合体して一本の構造になっていて、これをずい柱という。また、雄しべは一本ないし二本だけが残り、他は退化する。