ユウマダラエダシャク | |
![]() |
![]() ![]() |
暮らしとの関わり 石黒では普通に見られる。 昼間、よく草の葉に張り付いたようにとまっているのを見かける。夕方に飛んでいる姿もたまに見かけたことはあるが、ひらひらと緩慢な動きですぐにとまる。あまり飛翔力はないように見える。 近似種のヒトスジマダラエダシャクとの区別はよくわからない。淡黒色の斑紋中に黒輪があるのがヒトスジマダラエダシャクとされるが上の写真には黒丸が見られるようでもある。ご指導を得たい。 今日(2016.1.10)手持ちの画像ファイルを整理しているとユウマダラエダシャクと思われる蛾がサワフタギの花で吸蜜しているように見える写真があった(下写真)。蛾の成虫には吸蜜する種もあるが、ユウマダラエダシャクも吸蜜する蛾であろうか。多くの資料にあたって見たが、それについての記述には見当らない。 (撮影日2007.8.25 上石黒) サワフタギの花の蜜を吸っているのであろうか ![]() 写真2007.5.24 下石黒 ![]() |
解 説 シャクガ科 北海道から九州に分布。 開帳18〜26o。成虫発生月5〜7月、9〜10月。 成虫は日中は夕方から活動を始める。はねの色、模様は鳥の糞の擬態といわれる。 幼虫の食餌植物はマサキ、コマユミ、ツルマサキなど。生垣のマサキに発生しウドンコ病の原因となる。 |