ヨツモンマエジロアオシャク
暮らしとの関わり
 石黒ではしばしば見受けられる。上の写真は道路沿い街灯下で撮った個体である。
 アオシャクの仲間には本種に似た美しい色の蛾が何種が見られる。チョウには見られない美しい色だ。
 幼虫はシャクトリムシの仲間で体にゴミを背負ったような姿であると言われているので、アカメガシワなどでは留意して観察してみたい。

撮影日2011.6.24 下石黒

            翅のようす

    撮影日2011.6.24 下石黒


解 説
シャクガ科
 開帳20〜25mm。本州から沖縄まで分布。
 平地、低山地でよく見られる普通種。灯火にもよく飛来する。
成虫の出現月6〜10月。
 形態は前翅の前縁のみが白色で他の縁は薄茶色。とはいえ、前翅の横の縁は薄くはっきりしない。(下写真)前翅の下隅と後翅の上隅に4個の白い紋様がある。
 幼虫の食餌植物。イヌマキ、ヤマハギアカメガシワなど。