トリバガの一種
暮らしとの関わり
 石黒では普通に見られる。とはいえ、余りにも小さいために注意しないと目にとまらない。
 体の形はカトンボに似ているがよく見るとカトンボとは異なるなかなか変わった形である。
 ある人は「魔界の生き物がこの世に迷い込んだような」と表現している。はねの一枚一枚が鳥の羽のように見えるところもめずらしい。これが、名前の由来であろうか。
 トリバガの仲間には色々あるあるようだ。

(撮影日2007.8.22 上石黒)


              交尾するトリバガ

撮影日2007.8.22 下石黒

解 説
トリバガ科
 北海道から九州に分布。
 開帳八8〜9o。非常に小さい。はねの特徴は前ばね、後ばね共に深く裂けている。
 成虫出現月6〜10月。
 幼虫の食餌植物はキク科植物。



  頭部前面-目が確認できる

撮影日2007.8.22 上石黒