リンゴドクガ
暮らしとの関わり
 石黒では普通にみられる。翅は全体に灰色で前翅に2本の黒褐色の横線がみられる。また、翅の下端には丸い黒点が並んでいる。
 幼虫は、図鑑で見ると黄金色の体毛を持った美しい姿をしている。
 筆者の毛虫の所蔵画像にも下記載の非常に似たものがあるが末端に朱色の毛束がないので別種であろう。

  撮影日2011.7.26 下石黒


リンゴドクガの幼虫に似ているが別種であろう

写真2006.10.30大野


解 説
ドクガ科
 北海道から九州に分布。
 開帳♂は36〜46o、♀は49〜60oで雌のほうがかなり大きい。
 成虫出現期は4〜6・7〜8月
 幼虫の食餌植物はリンゴ、サクラヤナギコナラカエデなど。毒針はもたず刺すことはない。