ナシイガラ

暮らしとの関わり
 石黒では時々であう。幼虫はイガラ同様、毛に触るとしばらく強い痛みが続くとのことだ。イガラには今でも毎年数回は刺されるが、ハチのように痛みは短時間だが腫れることは自分にはないので大して気にしない。
 幼虫をナシイガラと区別して確認したことはない。  黒褐色の紋様のない幼虫も確かに見た記憶がある。
 今年(2014)6月に自宅の柿の木のアメリカシロヒトリの消毒時に半袖半ズボンで作業して5カ所ほど刺されたのは確かにこのナシイガラであった。
今後留意して観察したい。

撮影日2011.8.27 下石黒


解 説
イガラ科
 北海道、本州、四国、九州に分布。
 開帳30〜35o。全身が黄色で前翅にくすんだ褐色の紋様がある。
 成虫出現7〜8月。
 幼虫食餌植物はナシ、コナラ、カキ、ケヤキヤマラナシなど。体長20o。