エルモンドクガ
暮らしとの関わり
 石黒では普通に見られる。名前に毒の字がつくが毒針毛はない。
 真っ白な羽にLの紋があるので目を引くガのひとつである。イギリスではこの紋をVの字に見立てた名前がついているという。
 羽は美しく、足などもよく見ると黒白の縞タイツでかわいい感じである。

(撮影日2007.8.25 寄合)


             真正面から
撮影日2007.8.25 寄合


解 説
ドクガ科
 北海道から九州に分布。
 開帳38〜53o。
 成虫は6〜8月に現れる。メスはオスより大きく、ややはねが薄い感じで触覚の櫛歯が短い。毒はない。
 幼虫の体長は30〜35o。食樹はケヤキ、ハルニレ。
 名前の由来ははねの紋様による。



   エルモンドクガのメス

撮影日2007.8.25 寄合