アヤトガリバ
暮らしとの関わり
 石黒では普通に見られる。
 よく観察するとなかなか個性的なガである。折りたたんだように見える前翅全体の繊細な褶曲模様は何か謎めいている。
 造形的にもとても興味を感じる。ここに、チョウの世界には見られない蛾の世界の奥深さがあるような気がする。
 この翅の色や模様は保護色の役目をするのではないかともいわれている。

撮影日2007.9.15 下石黒


      胸背部にヒツジの顔のような形がみられる
撮影日2007.9.15 下石黒



解 説
カギバガ科
 北海道から九州まで分布。
 開帳37〜47o。
 成虫出現期は5〜6月・9〜10月の2回。
 幼虫食餌植物はクサイチゴなど。



     横からの姿
撮影日2007.9.15 下石黒