昭和30年〜32年は出稼ぎの人数が戸数を超えている。もともと出稼ぎに出られ
ない事情の家も若干数あったはずであるから1軒に2人出稼ぎに出ている家が相
当数あったとみてよいであろう。
 昭和33年に激減している原因はこの年から翌年にかけて鍋底景気と呼ばれた不
況が起こったためと思われる。